会長プロフィール

略 歴

1963年、玄洋社初代社長平岡浩太郎の曾孫として福岡市に生まれる。また黒龍会を創立した内田良平の血脈道統を継ぐ親族でもある。 幼少より曽祖父が創立した玄洋社や黒龍会から大きな影響を受け、大アジア主義や大陸浪人など、アジア独立運動史上における日本の民間志士の役割について専門的に研究している。1983年より中国民主化運動の先駆けである「中国の春」の結成に関わり、1989年に中国北京で生じた天安門事件を    

支援する。ソ連崩壊と共にモスクワに渡り、ロシア各界に人脈を広げる。

現在は、アジアナショナリズムをはじめ日本の対外政策の研究、日露関係 をはじめ日中、日韓、日米関係、それに日本精神、文化、東洋文化の研究活動を行いながら、各マスコミや専門誌にコメントや執筆を行っている。

 

主な職歴

拓殖大学日本文化研究所附属近現代研究センター元客員研究員

ロシア科学アカデミー東洋学研究所客員研究員

岐阜女子大学南アジア研究所特別研究員

全ロシア日本研究協会研究員

 

著書

「中国民主化運動」アジア時論社
「法然上人」清林寺出版部
「「靖国」に祀られざる人々」宝島社
「「靖国」に祀られざる人々」学研パブリシング   
「横浜中華街」中央公論新社
「実は日本人が大好きなロシア人」宝島社
「昭和維新」 学研プラス
「北朝鮮の終幕」KKベストセラーズ

主要著書紹介

昭和維新~日本改造を目指した〝草莽〟たちの軌跡~(16.2.23)

浜口首相狙撃事件、三月事件、錦旗革命事件、血盟団事件、五・一五事件、永田鉄山斬殺事件、そして二・二六事件…。昭和戦前期、“既成政党撲滅”“悪徳財閥解体”を叫んだ事件が連続的に起こった。“尊皇討奸”を掲げ、“国家革新”を唱えた彼らは、何をめざし、なぜ蹶起し、そして挫折したのか。日本を震撼させた「昭和維新」の実相に迫る!

 

実は日本人が大好きなロシア人(14.2.10)

多くの日本人にとって、ロシアの人々は近くて遠い存在。最も近い国であるにもかかわらず、いまだにソ連時代のイメージが払拭できていない。一方、ロシアはいま日本ブーム。多くのロシア人が日本と日本人の素晴らしさを語っている。それも、単にクールジャパンと呼ばれるオタク文化だけでなく、日本の伝統をはじめ食文化から武道、そして自然観まで、彼らは日本にあこがれを持ち、日本を訪ねたいと思っている。そして、知日派の代表が在日ロシア人。日本には現在、1万人近くの在日ロシア人がいる。そんな彼らが、ロシア科学アカデミーの研究員でもある著者に、愛してやまない日本について語った!

靖国に祀られざる人々~名誉なき殉国の志士たちの肖像~(13.6.25)

靖国神社は国に殉じた人々を祀る神社だが、実はまったく黙殺されたままとなっている憂国の志士たちがいる。そのときどきの官、政府のつごうによって、賊軍とされ、靖国に祀られることなく歴史の闇に消えていった「逆徒」と「棄民」の系譜を追う!

 

横浜中華街~世界最強のチャイナタウン~ (09.7)

震災、空襲、国共分裂と、幾度となく消滅の危機にさらされながら、華僑の知恵と努力で蘇ってきた横浜中華街。世界で最も安全なチャイナタウンが成立するまでの、波瀾の歴史を紹介する。